就業不能保険の保障は転職・独立のタイミングで見直すべき理由

会社員からフリーランス・自営業に転向すると、傷病手当金などの公的保障がなくなり必要保障額が大きく変わる。転職・独立時に就業不能保険を見直すべき理由とチェックポイントを解説。

働き方が変わると「必要保障額」も変わる

就業不能保険の必要保障額は、公的保障(傷病手当金・障害年金など)でどこまでカバーされるかによって大きく変わります。会社員からフリーランス・自営業に転向すると、傷病手当金という強力な公的保障を失うため、就業不能時のリスクが一気に高まります。

会社員→フリーランスで見直すべきポイント

  • 傷病手当金がなくなる:会社員は最長1年6ヶ月、標準報酬月額の約2/3が支給されるが、国民健康保険にはこの制度がない
  • 厚生年金→国民年金への切り替え:障害年金の受給額も厚生年金より低くなる傾向がある
  • 免責期間の設定:公的保障がない分、免責期間(保障開始までの待機期間)を短く設定するプランを検討する価値がある

フリーランス→会社員で見直すべきポイント

逆に会社員に戻る場合は、傷病手当金という公的保障が復活するため、就業不能保険の保障額を必要以上に厚くしておくと保険料が無駄になる可能性があります。既存の契約内容を見直し、保障額を適正化することで保険料を抑えられることがあります。

転職で年収が変わったときの注意点

就業不能保険は、契約時の年収に応じて給付金額の上限が設定される商品が一般的です。年収が大きく上がった場合は保障額の増額を、下がった場合は超過保障になっていないかを確認しましょう。保障額が実際の収入を大きく上回っていると、保険金請求時に減額調整される場合もあります。

見直しのタイミングを逃さないために

転職・独立は就業不能保険を見直す絶好のタイミングですが、忙しさから後回しにされがちです。雇用契約書を交わす・開業届を出すなど「働き方が変わる手続き」のタイミングで保険の見直しもセットで行う習慣をつけておくと、保障の空白やムダを防げます。

まとめ

就業不能保険の必要保障額は、働き方によって大きく変わります。転職・独立のタイミングで公的保障の変化を確認し、保障内容を最適化しましょう。

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